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2017/09/07

渋谷組二輪会 第29弾プロジェクト 活動レポートと収支報告(2017年9月2日~3日)

いつも渋谷組二輪会の支援活動にあたたかいご支援を頂きありがとうございます。

2011年4月から活動を開始して7年目を迎えた渋谷組二輪会の支援活動は今回で29回目の東北支援活動を行うことが出来ました。

ここまで長く活動出来たのもみなさんのあたたかいご支援とご協力、そして毎回の様に入れ替わり参加してくれるたくさんのメンバーの方たちのおかげです。
改めてお礼を申し上げます。


今回は宮城と福島の2ヶ所の復興団地と老人ホームを訪問し、少し遅い夏祭りを開催してたくさんの子どもたちの笑顔と出会うことが出来ました。

一昨年あたりから徐々に仮設住宅から復興団地への転居が始まり、ようやくみなさんの生活も落ち着きつつある東北の被災地。
しかしながら地域によってはまだまだコミュニケーションが取れなかったり、住宅再建等の問題がかなりあるようです。

我々は2011年4月の第1弾プロジェクトから顔の見える直接支援で子どもたちを笑顔に!
をスローガンに、今後も微力ながら地域コミュニティの一助になるべく継続支援を続けていくつもりです。

まずは頂いた支援品です。

東京都の勝井 宏さんからはパチンコゲーム景品用のお菓子袋を120袋頂きました。
たくさんのお菓子袋をありがとうございました。



それでは2日間の活動レポートです。

初日9月2日(土)は台風の接近で出発時から雨模様でしたが石巻に到着する頃には雨も上がり、傘をささずに旧大川小学校で献花と焼香が出来ました。

このブログではもう何度も書いていますがあの日、2011年3月11日に全校児童108名のうち74名(行方不明4名)もの小さな命がここで失われました。

そして当時小学4年生だった鈴木巴那(はな)ちゃんは、6年半が経った今でも行方不明のままです。

学校管理下においては未曽有の甚大な被害を出した旧大川小学校。
なぜこんなに多くの小さな命が失われなければならなかったのでしょうか。

現在、大川小津波訴訟の2審は係争中で判決はどうも年明けになりそうな様子です。
ご遺族方の闘いの日々はまだまだ続いています。



大川小学校での献花と焼香を終え、昨年11月以来久しぶりの訪問となる東松島市の復興団地  市営あおい住宅でミニ縁日を開催しました。

この市営あおい住宅は2012年7月から我々が何度も訪問していた、矢本運動公園仮設住宅のみなさんが昨年の春にようやく転居出来た復興団地です。
住民のみなさんが知恵を出し合い、自分たちの住みやすい街づくりを成功させたことが新聞やテレビで度々報道されていましたね。



生憎の空模様でしたが心配していた雨も上がり、開始時刻通り集会所前の屋外でミニ縁日の開始です。
早速、パチンコゲームや金魚すくいで子どもたちに遊んでもらいました。



夏場はいつも大人気のかき氷屋さんでしたが、曇天のこの日は気温が低く苦戦。
味は従来のイチゴ、レモン、ブルーハワイに加え、今回からコーラ、抹茶の新味が登場して子どもたちからなかなかの評判でした。


会場はパチンコゲームの大当たりで大喜びする子どもたちの歓声でいっぱいになりました。



今回は目新しい景品オモチャもたくさん仕入れたので、子どもたちには悩みながらも楽しく景品を選んでもらいました。


毎回子どもたちに大人気の金魚すくいは3つあったプールに、たくさんのオモチャの金魚やスーパーボールを浮かばせてましたが、あっという間になくなってしまいました。



会場のパチンコゲームはまだまだ盛況。
大当りも連発して子どもたちはみんな笑顔です。

同級生の仲良し3人トリオも満面の笑みです。




なかなか大当りの出なかったチビッ子たちも、やっと大当りが出て大喜びしてました。




まだまだ遊び足りないけど楽しい時間はあっという間に過ぎて行きます。
終了時間を迎え大盛況のうちにミニ縁日の終了です。

あおい住宅のみなさん、また楽しく遊びましょうね。

手早く撤収を済ませ、あおい地区会の小野会長をはじめ地区会のみなさんと恒例の記念撮影です。
今回も地区会のみなさんにはお世話になりました。
ありがとうございました。




あおい住宅での活動を終えて、この日2ヶ所目の訪問先の東松島市の老人ホーム『いずみの郷』で、銀座 鮨 きよ本特製の振舞い寿司丼をみなさんに食べて頂きました。

寿司丼に使用した本鮪は今回も築地 樋長さんからのご支援です。
いつもあたたかいご支援を頂き本当にありがとうございます。

築地 樋長さんのホームページ

お寿司が大好きなホームのみなさんにメンバー全員で手早く寿司丼を盛付けます。


お待ちかねの鮪漬け・穴子・いくらの特製三食寿司丼が出来上がり、みなさんに美味しく食べて頂きました。




美味しい寿司丼をたくさん食べて頂き、最後に婦人会代表のかわいいおばあちゃんから素敵なお礼のご挨拶をいただきました。



いよいよお別れの時間です。
ホームのみなさんが最後まで手を振って見送ってくれました。
みなさん、また寿司丼を楽しみに待っててください。
それまでどうぞお元気でいて下さい。



いずみの郷での活動を終了して初日の活動は無事に終了です。

この日のお疲れ会は石巻市内で久しぶりに鈴木巴那ちゃん、堅登くんのパパ・ママを囲んでの夕食会でした。

先にご案内した通り鈴木夫妻は宮城県、石巻市を相手取り、現在旧大川小学校訴訟二審が進行中です。

ご縁があり、鈴木夫妻とは6年以上のお付き合いになりました。

当時小学6年生だったお兄ちゃんの堅登くんは見つかったものの、小学4年だった巴那ちゃんは未だ行方不明のまま。

ふたりの子どもを一度に喪い、計り知れない深い悲しみと戦う日々が、あの日からずっと続いています。


もちろん美味しいものが大好きな巴那ちゃん、堅登くんも一緒です。

この春には大学1年生になっていたお兄ちゃんの堅登くん。
時の流れの速さを感じましたが、ご遺族にとってはあの日から時間は止まったままだということも痛感させられました。

我々には何もしてあげることは出来ませんが、これからもご遺族に寄り添い続けたいと改めて思いました。



2日目は朝から晴天。
宿泊先の石巻市から200kmほど南下して、福島県いわき市の復興団地『豊間団地』でミニ縁日を開催しました。


到着後はメンバー全員でミニ縁日の準備に取り掛かります。
台風が遠ざかり前日までの悪天候が嘘のような穏やかな青空になりました。


開始直後は来場者も少なく心配していましたが、30分もすると続々と子どもたちが遊びに来てくれて、会場には子どもたちの楽しそうな笑顔と歓声でいっぱいになりました。


むかし、むかしの子どもたちもパチンコゲームで大はしゃぎでした。



何度もパチンコゲームにチャレンジする子どもたち、金魚すくいで大漁の子どもたち、美味しそうにかき氷を何杯も食べる子どもたち。
豊間団地のみんなに思い切り楽しく遊んでもらうことが出来ました。




かき氷屋さんではイチゴ・レモン・ブルーハワイ・コーラ・抹茶全部入れのオールミックス味が登場。
カラフルな見た目でお味はなかなかだそうです。




もちろんパチンコゲームの大当りも連発。
みんなとても良い笑顔です。







こうして楽しい時間はあっという間に過ぎてミニ縁日の終了です。
最後の記念撮影はサッカーの練習で来場が遅くなったしまった子どもたちとです。

ご紹介が遅くなりましたが今回は初参加の3名が大活躍をしてくれました。
実働部隊のみなさん、2日間お疲れさまでした。

活動開始当時からのメンバーはほとんどが入れ替わりましたが、7年目を迎えたこの活動に賛同してくれる方がまだたくさんいるということに感謝いたします。




今回も豊間団地自治会のみなさんにご協力頂き、盛況のうちに活動を終了することが出来ました。
豊間団地自治会のみなさん、ありがとうございました。


こうして2日間の日程を無事に終了することが出来ました。
今回もたくさんのみなさんからあたたかいご支援をいただきました。
ありがとうございました。



■収支報告


収入の部
7月22日~23日に開催した熊本地震支援活動 第3弾プロジェクトからの繰越金が15,157円。
今回みなさんからの支援金入金が230,000円。

合計245,157円の収入となりました。

いつもあたたかいご支援を頂きありがとうございます。

熊本地震支援活動 第3弾プロジェクト 活動レポートと収支報告

支出の部
パチンコゲーム用お菓子袋、326円を100袋、102円を80袋と送料1,120円、使用ポイント▲1,095円(1,095p)で40,785円。
かき氷用シロップ4本、氷カップ200個、ストロー500本と送料600円で5,234円。

パチンコゲーム用景品おもちゃ一式72,942円。

かき氷用 角氷計11貫目で5,700円。

寿司丼用食材が25,098円。

支出合計は150,623円となり次回への繰越金は94,534円となりました。
今回は想定外の金額を支援金として頂いたため繰越金が多くなりましたが、繰越金は次回11月18日~19日に開催予定の東日本大震災支援活動 第30弾PJで使用させて頂きます。


◆収支報告書


◆支援金受入口座の入出金明細



◆支援品購入の領収書、納品書








以上、2017年9月2日~3日で活動した渋谷組二輪会 第29弾プロジェクトの活動レポートと収支報告でした。

次回は11
月18日~19日に東北で渋谷組二輪会 第30弾プロジェクトを開催予定です。

継続支援を続ける渋谷組二輪会の支援活動に、今後ともあたたかいご支援ご協力を頂きます様お願いします。


渋谷組二輪会

管理人
玉井 一由